大規模な災害が発生すると「災害ボランティアセンター」が立ち上がり、被災者支援をするため各地から被災地に災害ボランティアが集まってきます。
災害ボランティアセンターは、災害ボランティアを受け付け、被災者のニーズ（困りごと）の紹介や現場への災害ボランティア派遣など、多様な業務の取り仕切りを担うため設置されます。
　美幌町内で災害が発生した場合、災害ボランティアセンターの設置・運営は、美幌町社会福祉協議会が中心となって行います。災害の発生に伴って突発的に設置することになる災害ボランティアセンターを、迅速かつ円滑に運営していくためには、平時からしっかりと訓練をしておく必要があります。
　また、コロナ禍のように未曽有の感染症などが発生した場合、オホーツク圏を越えてボランティア活動者や運営支援者を募ることが難しい状況下となり、地域住民の方々との協働による災害ボランティアセンター運営がより重要となっています。
　このようなことから、社会福祉協議会だけでなく、多くのボランティアに協力をしてもらいながら、いざというときに地域住民同士の助け合いができるよう、災害ボランティアセンターの役割を知ること、意識の醸成、運営できる人財を育成することを目的として「災害ボランティアセンター立ち上げ機能訓練」を実施します。